超軽量コンパクトコット サーマレストウルトラライトコットを使用した感想

コットがあるだけでキャンプ時の睡眠の質が担保されますよね。
マットを敷かなくても寝心地を得られ、石だらけの地面でも凹凸を感じることもなく、 冬場は底冷えも軽減してくれます。

TIPINOVAの導入からインナーテントでマットを敷いて過ごすことも増えた私ですが、 湖畔や富士山近辺のように地面が石だらけの場所に行くときはコットを持っていくようにしています。

そんな便利なコットですが、結構重くて大きいため徒歩やバイクでのキャンプ時にはハードルが上がります・・・
しかし、サーマレストのウルトラライトコットはそんなデメリットが解消されるくらい超軽量・コンパクトでした!

そんなウルトラライトコット、使用感はどうなのか?
私が使用した感想を良い点・悪い点共に紹介します。

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THERMAREST(サーマレスト)  ラグジュアリーライト ウルトラライトコット

スペック

早速ですがスペックは以下の通りです。

収納サイズ41×13cm
サイズ61×183cm
重量1.195kg
耐荷重147kg
材質PVCメッシュアルミ、プラスチック

「サーマキャプチャー」と呼ばれる体温を反射する加工 が施されており、コットの使用目的の1つである底冷え対策に最適です。

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感想①:とにかく収納サイズが小さくて軽い

スペックの通り、とにかく小さくて軽いです!
私が普段使用しているDODのコットと比較するとこんな感じです。

DODのコットもキャンプツーリング向けを謳っている軽量コンパクトなものになりますが、それよりもさらに小さくなります。
また、DODのコットの重量は2.6kgなので、重量はなんと半分以下になります!

感想②:独特な寝心地だが快適

一般的なコットは布をパンパンに張った上に寝ているような寝心地ですが、このコットは少し違いました。
ほどほどの張り具合で寝ると若干沈みこむ感じ。でも地面に着くわけでもなく、何かに包み込まれているような感覚です。
これはこれで寝心地が良く、快適に寝ることができました!

私の身長は175cmのため、身体全体がちゃんとコットに収まり、寝返りも特に問題ありませんでした。
高身長の方や横幅がもう少し欲しい方はラージサイズも用意されているので、そちらをオススメします。(収納サイズや重量も大きく変わりません)

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感想③:底冷え知らずの暖かさ

3月上旬にコットの上でくつろいで過ごした際も特に冷気は感じませんでした。
友人のコットだと冷気を感じたので、サーマキャプチャーの効果でしょうか。

底冷え対策には持ってこいのコットです!

感想④:組み立てが面倒

ここまで良かった点のみ述べましたが、気になった点もありました。

このコット、コンパクトになるため仕方がないのですが、
パーツがかなり分解されています。

黄色と緑のポールをつなげ、脚となる黒い三日月型のパーツに取り付けて
シルバーのポールにつなげて使用します。
しかし、標準では脚のパーツが6つも作らないといけないのと、中央の2か所に使用するツイストボウ(黄色と緑のポールを2本使用する)の取り付けが固くて難しく、設営に要する時間が少々かかりました。

出典:Amazon

ただし、標準セットアップとは別に4つのパーツで組み立てる簡易セットアップ方法が説明書に記載されており、この場合はツイストボウを使用しないので、非常に簡単に素早く組み立てられます。

取り付け位置を少しずらし4本で支える方法

感想⑤:ベンチ替わりに使用するのは適さない

コットをベンチ替わりに使用するシーンってよくあるかと思います。
しかし、このコットは高さが低いのと沈みこみがあるため、普通のコットのような座り心地は得られませんでした。

ベンチとしての利用を重視する方にはオススメできません。
素直に椅子やマットを利用した方が座り心地が良いでしょう。

なお、高さが低いことで、小型のテントでも圧迫感が無くなるメリットはありました。

まとめ

このコット、1つ3万円近くします。決して安くはありません。
正直価格に見合うのかどうかが気になって手を出すのに躊躇してきました。

しかし、実際に購入して使ってみたところ、価格以上の価値を感じました!

この軽量コンパクトさで、この寝心地の良さ。組み立ては慣れが必要でしたが慣れれば問題なし。自宅での収納にも優しいです。

徒歩や自転車・バイクでの移動をする方や
乗り入れ禁止のキャンプ場へ行く方、ウルトラライトを目指す方には是非取り入れてみてもらいたいコットです!

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